令和元年11月19日(土)、20日(日)の2日間にわたって「第11回フランク永井歌コンクール」に挑戦してきました。
日頃の努力と精進のおかげで(笑)予選通過を果たし、決勝大会ではヒヤッとしながらも特別賞を頂くことが出来ました
決勝大会についてまとめてみましたよ。
10月20日(日) 決勝大会
19日とは打って変わって、20日は良い天気の朝を迎えました。
予選会は一人で松山に向かいましたが、決勝大会へは妻と一緒です。
開会は12時30分にもかかわらず、集合は9時30分!
ちと早すぎません?
しかも受付を済ませてから本日の流れのレクチャーまで結構長く待たされました。
集合10時30分でいいじゃん ヽ(`Д´)ノ
運営様、来年は集合10時30分でお願いします!
↑ ↑ ↑
(もう来年も決勝行くつもりしている・・・)
それはともかく、次の集合時間は11時30分とのことで1時間以上間が空きます。
決勝大会には妻と一緒に来ていたのでちょっとだけ周辺の観光をしました。
松山町にも台風19号の影響が!?
まずは松山体育館のすぐ横にある鳥居をくぐって羽黒神社へ向かいました。
昨日の雨で急な坂道もまだ濡れています。
5,6分登ると神社が見えてきました。
小高い丘の上の小さな神社。
そこからの眺めは私の地元と同じじゃん!
地方の町はどこ行っても同じような景色、風景だな~と思います。
歌コンの必勝を祈願してから表参道の急な階段を下り、麓の町を大崎市松山ふるさと歴史館目指して歩いて行く途中、台風19号の影響と思われる土砂の流れが道路のあちこちに見受けられました。
かなりの雨が降ったのでしょうね。
暢気にコンクールに参加している身としては少し複雑な気持ちになりました。
でも、このコンクールを毎年楽しみにしている地元の方々がたくさんいることをこの後知ることになります。
松山ふるさと歴史館と酒ミュージアム
さて、大崎市松山ふるさと歴史館ではフランク永井展示室が大変興味深かったです。
エントランスではレコード鑑賞会をしていて何枚かのEP盤をリクエストでかけてもらえましたし、展示室の中では懐かしいフランク永井のTV映像が流れておりました。
たっぷり資料を見学し、TVで「公園の手品師」を見てからすぐ向いにある「松山酒ミュージアム」に向かいました。
この2館は共通入場券@420で入るのがオトクですよ~
松山町は日本酒「一ノ蔵」のお膝元です。
松山酒ミュージアムでは一ノ蔵の酒づくりを通じて日本酒を知ることが出来ます。
資料展示よりは蔵見学をしたいな~と思いましたが、時間が取れないので断念・・・松山体育館からほんの1キロちょっと先に蔵があるんだけどね・・・
いよいよ決勝大会開始です
長い待ち時間でしたが、ちょっとした観光も出来たし決勝出場者にお弁当もいただけたので暇を持て余すことはありませんでした。
また、羽黒神社への坂道で心拍数も上がったので良い意味で力が抜け、リラックスして決勝大会を迎えることが出来ました。
それにしても観客が多い!!
300席くらいでしょうか?ほぼ満員です。
前売り\1,000、当日\1,200の有料観覧ですよ!すごい人気の大会なんだと気づかされました。
出場者席で開会式を迎えました。
私の歌唱順は16番。ちょうど中間ですね。
さすがに予選を通過した猛者たちです。
素晴らしい歌唱が続きます。
ただ、どうなんでしょう?
皆さん歌い慣れていて、堂々とした歌唱は素晴らしく円熟していると言えるのですが、リズムが「ため」によって崩れていたり、アクセントが言葉とずれていたりするんですね。
あ、下手なのとは違いますよ!
聞かせ方の問題なのです。
この辺は審査員の講評で確認しようと思います。
さあ、ステージへ再び!
あっという間に順番がやって来ました。
昨日と同じようにステージに向かうのですが、やはり決勝の舞台です。緊張感半端ない・・・
決勝進出者には事前アンケートがあり歌唱曲に対する意気込みなどを問われていたのですが、曲紹介の時にそれを紹介されるのでした。
アンケートを渡された時にはそんな事言ってなかったよぉ
ひとこと言っといてYo
あぶなく変な事書くところだったよ・・・
でもアナウンスの方は上手くまとめるよね
すっ、と歌唱に入る事が出来ました。
モニターの返しも予選の時よりは聞こえてきたような気がしましたし、満員の会場はむしろ良い意味で興奮して気分良く歌えました。
1番までは・・・
そこまでは良かったんだけれども!
2番の歌詞で一瞬??となり、何とか乗り切ったと思ったけれども次の言葉の頭で一瞬だけ詰まってしまったのでした。
後で録音を確認したら、なんと??の部分は歌詞を間違えるミス!!!
やってまった・・・ r(-_-);;
とは言え、歌唱直後は素晴らしい高揚感が勝っていて「何とかやりきったぞ」という思いでいっぱいだったので歌詞間違いも一瞬の詰まりもどこか消えておりました。
結果発表前にアトラクション
その後も素晴らしい歌唱は続きましたが、30組はあっという間に終了し・・・審査の間にアトラクションがありました。
まずは前年度優勝者の歌唱です。
添田 均さんが歌う「妻を恋うる唄」
凄いです!
圧巻の歌唱でした。
歌声に大きな説得力と圧のある歌唱態度。
大変ご高齢と見受けられましたがピンと背筋の伸びた立ち振る舞いは見習いたいと思います。
次に大崎市松山中学校吹奏楽部の演奏。
クラリネットがちょっと弱いかな?
「クラがんばれ~!」と心の中で応援しながら聞いておりました。
最後に「パプリカ」を歌とダンス入りで演奏したのですが、この時歌った子がとても上手で隣の岡田さんと二人で「優勝!」と顔を見合わせながら話しておりました。
結果発表~!
「決勝の舞台では一つのミスが勝敗を分けるのです」
誰かがブログで書いていた言葉です。
私の懸念はほんの少しですが歌詞の出だしが詰まった事。
しかも歌詞が間違っていた( ノД`)ww
さて、どう評価されたのでしょう?
審査員長の井上先生が講評でこのような意味の事をおっしゃっておりました。
「フランクさんの日本語は大変美しい。特に母音の美しさはぜひ真似てほしい」
「リズムはまねてはいけません。ジャズや演歌、歌謡曲などを完璧に歌いこなせるフランク永井だからこそできる絶妙な技なのであって、まねしてできるものではない」
「しゃくり、音程のずり上げは絶対ダメ」
(これはテクニックとしてのしゃくりではなく、音程を下からとらえて音を合わせる事はやめなさいという事だと思いました)
「ずっと大きな声を張り上げてばかりではだめで、しっかり言葉が立つように抑揚やアクセントを付けることが大事。今回の優勝者はそれがうまくできていた」
もっともなお話ですが、耳に痛い部分もあります。
しっかり心に留めておきたいと思います。
そして結果は
<審査結果>
優 勝 神永 世四郎 「夜霧に消えたチャコ」
(茨城県笠間市)
準優勝 佐々木 良二 「新東京小唄」
(宮城県仙台市泉区)
第3位 今野 中道 「冬子という女」
(宮城県仙台市宮城野区)
特別賞 佐藤 宏実知 「君恋し」
(秋田県由利本荘市)
千葉 智弘 「六本木ワルツ」
(岩手県奥州市)
岡田 順介 「東京午前三時」
(千葉県佐倉市)
フランク永井の故郷から
2019年10月21日より抜粋
初出場初優勝!とはいきませんでしたが特別賞を頂きましたヾ(*´∀`*)ノ
奥州市からの参加者では初入賞とのことです。
やりました~!!
帰りしなに頂いた寸評にはこんなことが書いてありました。
「メロディーの滑らかさも気張りのない言葉もいいのですが、全体に美しく流れてしまった感じがするのです」
そうですね。
言葉を滑らかにつなぐように気を付けていましたのでその点は合格だったと思いますが、リズムやアクセントで言葉を立てる部分を工夫してもっと歌に変化を付けなさいよ、という事なのだと受け取りました。
妻にも「色気が足りない」と言われましたし。
今後の課題として頑張ります。
副賞いっぱいでびっくりΣ(゚Д゚)!
優勝者に賞状とトロフィーと米俵、ビクターの犬がトロフィーの千田正賞が授与されるのは知ってましたが、賞金10万!と聞いてまずびっくり。
さらに一ノ蔵のお酒1升、仙台味噌と醤油のセット、お菓子まで(◎_◎;)
そして賞金と千田正賞はないものの、2位、3位の副賞は優勝と同じ!
そしてそして特別賞にも賞状とトロフィーのほかにササニシキ10Kg、一ノ蔵のお酒4合瓶1本、仙台味噌1Kgが頂けました(*^▽^*)
後日談:お米もお酒も味噌も大変おいしかったです
初出場で決勝に残っただけでもたくさんの方から声をかけていただき有難かったのですが、入賞できたことはこれからの励みになります。
たくさんの副賞を抱えながらの帰りしなに
「もってやろうか~」とか
「また来年も来てね~」とか
何人にも声をかけていただき、地域の人たちの温かさにほっこりしながら家路につきました。
素晴らしい大会に感謝!!
予選編はこちらの記事です。
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