長年、会社の事務所で使っている加湿器。
VENTA の エアウォッシャーLW44 という一風変わったヤツなのですが、まずはその紹介をしてみましょう。
※現行機種は LW45に替わっています
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VENTA の エアウォッシャー
ドイツ製です。 HPはこちら
「水で空気を洗う」というキャッチコピーがヨーロッパを感じさせます。
実際、加湿器の内部はとてもシンプルで、水を貯めておく容器とその中に収まる回転円盤、回転円盤に風を送るファンが付いた上蓋の3ピースのみで構成されています。
室内の空気を濡れた回転円盤に吹き付け、そこで吸着した汚れを水にくぐらせる事で洗い流すと言うわけです。
実際、私は2週間毎に水を交換するのですが、結構な汚れが容器に沈殿しています。
本当に空気が洗われているんだなぁと実感できます。
まあ、フィルターの類いは何も無いのでミクロの埃が除去される訳では無いと思いますが、実際の運用に必要なものは水とハイジェン液と電気だけなのでかなりのエコだと思います。
運転費用は電気代と水、ハイジェン液
1日約10時間ほど運転するのですが、加湿量は約4Lです。
毎日やることと言えば不足分の水を補充するだけ。
2週間に1度、残り水を捨てて水槽内部と回転円盤をお湯で洗います。
その後、水を補充してハイジェン液を規定量入れるのですが・・・
ハイジェン液は結構お高い!
ハイジェン液
フィルターの交換とかは無いのですが、ただの水をエアウォッシャー用に替えるためには必須のものなので仕方なく使います。
LW44はサイズが大きいので最大量を添加するため、1本で1シーズンギリギリ足りるかどうか。
特に迷いも無く安い店を探して頼んできたのですが、ここにきてかなりの不況に見舞われて経費節減しなくてはならなくなりました。
代替品は無いのか??
あります!
逆性石けん液 オスバンS です。
ネットを検索するとたくさんの方が VENTA の加湿器に オスバンS を使っている事が判ります。
今シーズンに入り、残っていたハイジェン液も2回ほどで使い切ったのでオスバンSデビューしてみました。
LW44の現状は・・・
事務所にある VENTA の LW44 は2007年に購入したものです。
もう12年も使ってます!!!
1回だけ回転円盤を回すギヤという部品を交換しましたが、イカれるところも無いので長寿命ですね。
上カバーが一部欠けているのはご愛敬
内部の回転円盤は何枚も重なって着いているので合計の表面積はとても大きい!
長年使っているので円盤にはカルシウムが凝着していますが、シーズン使用開始前にクエン酸で洗浄すればおよそキレイに取れます。
ただ、完全には取れないので円盤の表面は多少ざらざらしています。
VENTAの専用洗浄液も売られていますが、市販のクエン酸でやっても効果は変わらなかったのでお好みで。
VENTAクリーナー
オスバンSの効果
ネット情報では、オスバンSは消毒臭いとか泡が凄いとか加湿量が減ったとかありましたが、私がやってみた限りそんな事はありませんでした。
消毒臭くもないし泡も出ません。
添加するオスバンSの量はとりあえず30mLとしました。
およそ300倍液となります。
オスバンSの薄め方に書いてある「食器・器具類の消毒」に推奨されている濃度ですね。
オスバンSが確実に混ざるように水槽に1/3ほど水がたまったらオスバンSを投入し十分攪拌してから満了まで水を入れます。
攪拌している最中は泡が立ちますが、加湿運転の時には泡は出ません。
さて、1日約10時間の運転で毎日補充する水の量は約4L。
ハイジェン液の時も、オスバンSに替えてからも同じでした。
加湿量が減るんじゃ無いかと危惧していましたが、ウチの場合は杞憂となりました。
ただ、回転円盤が新しいうちは表面がつるつるしていたので、もしかしたら円盤の濡れ方が悪くなり加湿量が減るかもしれません。
ウチのやつは古くて表面がざらざらしているので、かえって良かったのかも。
オスバンSは近所のドラッグストアで簡単に入手出来るし何と言っても600mLで800円くらいなのでランニングコストは激下がり!!です。
VENTA を持っている方、試してみません??
もちろん、自己責任ですけど。
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