小学生の頃に罹った蓄膿症の後遺症?で長年「後鼻漏」に悩まされてきました。
それほどひどい症状では無いのですが、鼻の奥やのどちんこの裏側あたりがもやもやして気持ち悪く、鼻汁がのどに落ちてくると「オエッ」となったりする事もあるため不快ですよね。
ずーっと何とかしたい、と思っていたのですが・・・
蓄膿症に良く効く薬(例えばチクナインとか)を飲んでも、蓄膿症的症状は改善するものの後鼻漏が良くなるわけではありませんでした。
上咽頭炎!
2019年の8月に夏風邪をひき、いつものパターンで声枯れから咳が出始め、鼻をやられて眉間や頬骨あたりに痛みが出てしまいました。
この時はカラオケ大会の直前だったため何とか声を戻さないといけないと喉に効く薬を探していたんですが、偶然見つけたのがこの本でした。
つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい(堀田修著)
この本で紹介されている「不調」の中に「後鼻漏」も入っていました。
実はこの時まで、鼻が喉に落ちてくる症状のことを「後鼻漏」という事を知りませんでした。
さらに、いつも感じている鼻の奥やのどちんこの裏側の不快感が「上咽頭炎」の症状と全く同じだとわかりました。
詳しく知りたい!
ネット情報をあさってみましたが、結局は堀田先生の本(Kindle版)をポチっていました。
上咽頭炎の治療は近くの病院ではやっていない( ノД`)…
Bスポット療法というものが紹介されています。
劇的に効くらしい!
ですが、地方在住の私には近くで実施している病院がありません。
次善の策として「鼻うがい」が奨励されていました。
花粉症も持っている私。
鼻うがいは実践していましたが、水を鼻から少しだけ吸い込んで奥まで通さずに出してしまう、どちらかというと鼻洗い程度のものでした。
つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい(堀田修著)
で紹介されている方法は「生理食塩水を少し上向きに顔を上げた状態でのどまで通す」というものでした。
生理食塩水を作るのは簡単だけれども、保存とか面倒かと思いコマーシャルで見かけていた「ハナノア」は入手しやすいし鼻に注入する容器も付いているのでやってみることにしました。
しかし、ハナノア の説明書には「上を向いて使用しないでください」と書いてありました。
さて・・・どうしよう??
上を向いて鼻うがいをする決断
「上を向いて使用しないでください」というのは耳に入る危険性があるからだと認識しています。
堀田先生が鼻うがいをするときに上を向いて行うというのはのどちんこの裏側をしっかり流したいからだと考察しました。
まずは普通に「ハナノア」の使用法通りにやってみました。
コマーシャルでやっているように上手く口に出せずむせたりしましたが、鼻の奥は痛くなりません。
毎朝1度だけ数日間続けた後、上を向いてやってみることにしました。「ハナノア」の使用法を無視するのですからもちろん自己責任です。
結果は、特に何の問題もなくいつも通りに鼻うがいができました。ただ、少しだけ違う感覚がありました。鼻の奥により多く当たるのです。鼻の中を素早く通り抜けてのどちんこの裏側に当たるような感覚です。
それ以来、上向きでの鼻うがいを続けていますが耳に入ったことは一度もありません。
ん?何かいい感じ
「ハナノア」での鼻うがいを約半年続けてきて、以前より後鼻漏が気にならなくなっています。
鼻汁が喉に落ちてくる感覚が無くなっているんです。いつ頃からかは定かではありませんが、良い感じです。
鼻うがいにも慣れてきました(ま、たまにはむせますけど)
喉に違和感を感じたときはすぐに鼻うがいをすると大概の場合はそれですっきりしますね。
この冬は「手洗いうがい鼻うがい♪」で乗り切る!
上向き以外に一つだけ実践していることがあります。
洗浄液を注入している最中に軟口蓋(のどちんこのある柔らかい部分)を上げ下げして上咽頭をこするようにすることです。
Bスポット療法のやり方を参考にしました。
少しでも効果が高まるかと思ってやっていますが、自己ルールですので参考までに。
また、くれぐれも耳に入らないようにお気を付けください。
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