2021年6月 地元の某ショップにてアコギを試奏しまくりお値段にビビりながらも手に入れたNEWギター
HEADWAY HD-115URUSHI/STD
拭き漆という技法で仕上げたオールドの風格を持ったギターです。
喜び勇んで自宅に持ち帰り
さあ!弾きまくるぜっ!!
ジャラ~ン(ビリビリ!?)
なんじゃこりゃ?
試奏した時には無かったビリつきが凄いヽ(`Д´)ノプンプン
ここからが悪夢の始まりで、地方でアコギを買う難しさを味わいつつ??店頭でのチェックポイントをさらってみました
【アコギを買う時の注意点】
まあ、トホホなお話なんですけどね・・・
アコギが欲しいぞ!
まあ、ひょんな事からアコギを買おう!という事になり
岩手でアコギ触れる所はどこか?
ってことで調べた結果、盛岡の某ショップにありそうだ!となりました。
僕としては昔持っていたギターがHEADWAY HD-205というモデルでして(なぜか今は手元に無いorz)、HEADWAYの音が良いのは分かってたので通販でも良かったのですが・・・
今回はウチの大蔵省が現物にこだわってまして見に行くことに。
事前に調査してHEADWAYが何台かあるのは分かっていたし、ほかにも良い出物があるかもしれない、と期待を持って出かけました。
こじんまりとした店内の一角にアコギが結構ぶら下がってます
やっすいのもありますが、TAYLORやMARTINなど結構な上物も在庫してました。
最初に狙っていたHEADWAYの
HD-V150SE/45
から試奏するぞ!
と思っていましたが、HD-V150SE/45の実機を見たら大蔵省が難色を示し・・・
アバロンのインレイが気に入らない、って。
ボクの本命はHD-V150SE/45だったんだけどなぁ~
試奏する前に却下ぁぁぁ
HEADWAY、TAYLOR、MARTINと試奏して優勝したのは!?
最初に試奏したのはHEADWAY HF415 KOA/STD
https://www.archive.deviser.co.jp/headway/standard/hf415-koa
当初ボクの予算は15万くらいだったので予算オーバーだけどギリ買えるかなってくらいのお値段。
シャラ~ん
と高音にハリがあってきれいな音がしました。
まずキープです。
次にTAYLOR(モデルは控えてなかった)が2台あったので次々に弾いてみたけど、結構ザラッとした独特な音がしたな。
フィンガーピッカー御用達のTAYLORだけどボクには合わないみたい。
そして某ショップ最高値のMARTIN OOO-28
さすがド定番モデル!
きらっと輝く高音、しっとりした低音、それを纏めるやさしいボディの鳴り☆☆☆
さすがだ。
でも高い高い高い!
手が出ない。゚(゚´Д`゚)゚。
そして、MARTINとタメを張ったのがこのモデル
HEADWAY HD-150 URUSHI/STD
http://www.archive.deviser.co.jp/headway/standard/hd-115-urushi-std
MARTINとは全く違う音が出ます。
HEADWAYの音ですね。
パリッとした高音と深いどっしりとした低音。
良いです。
そして何より特別なのがURUSHI
そう
塗装が漆仕上なのです。
拭き漆という技法で仕上げられています
華美な装飾を廃し質実剛健
バインディングも細くトップには何もないかのようです。
サイドとバックは刷毛の跡のように少しザラついた表情をしていますが、写真じゃわかんないだろなぁ。
で、お値段 税込み¥264,000!
ううぅ・・・超予算オーバー・・・
でも気づいたらカード握りしめてレジに立ってました
プライムミュージックで音楽三昧
ボクの犯したミス
さて今回のお買い物
基本的には良い買い物だった・・・と思いますが・・・
いくつかのミスをしました
限定生産品だった
限定生産
いい響きですね~特別感があります。
ちっとも悪いことありません。
むしろいいじゃないの!
特別なんだから。
でも、もし何かあっても交換することができません。
(まさに、今回何かあっちゃったのでさあ大変)
現状確認を怠った
店では音や演奏時の収まり具合を中心にチェックしたのですが、アコギは個体差のある商品だという事を忘れていました。
現品の魅力にやられて細部をしっかり確認しませんでした。゚(゚´Д`゚)゚。
(そのツケは家に帰ってからやってきました)
店で買うときは基本的に現品を買うのですから、これ、と決めたらまず外観をしっかり確認すること。
どこか不具合を見つけたら値引き交渉のネタにしましょう(´・∀・`)ニヤ
※あくまでもネタですよ~クレーマーになっちゃいけませんよ~
値引き交渉をしなかった
これが出来るかは人によりますけど・・・
ダメ元ですから臆せず値引きを頼んでみましょう。
支払いを済ませてから「あっ!しまった!」と思い、「弦を付けてくれませんか?」とお願いしてみました。
OKでした~
でも、お金払う前に交渉するのがスジですよね。
入荷したてのギターじゃない限り、最初に張ってある弦はまず錆びてますよね
(今回はそれすら確認していなかった・・・反省)
何も言わなくてもお店がサービスしてくれるなら文句なしに良いお店じゃないかと思います。
あ、これはボクの私見ですよ~
一般論じゃないですよ~
まさかの初期クレーム!?
HEADWAY HD-115URUSHI/STD
とても素敵なギターで純正ハードケース付き
さて、家に着きルンルンとケースを開け・・・
ジャラ~ン
ビリビリ!!!
なんじゃ?
ビビる!?
店ではなんともなかったぢゃん
そこから悪夢が始まったのです
まずはビビりだ!何かが振動している!!
GOTOHのオープンタイプマシンヘット゛
渋くてカッコイイ!
3弦、4弦の開放弦をピックするとビリビリいいます(泣)
最初原因がわからず、鳴らしながらビリつく所をさがすと、ネックの中からビビるような気が・・・(真っ蒼)
ギターを振るとやはりネックのあたりからカチャカチャ音がするんですよ(大汗)
ネックの中でカチャカチャ音がする???
まさかトラスロッドが遊んでるんじゃ・・・(;´Д`)
よく考えたらそんな訳はないんですけど、その時はテンパってたもんで。
とにかく原因を探るために一つ一つ確認しようと。
まずは弦を外してトラスロッドの確認をしてみました。
トラスロッドじゃなかった
付属品の六角レンチでトラスロッドを回してみる
このギターのトラスロッドは結構奥にあるので、普通の六角レンチでは回しずらいです。
で、付属品。
うう・・・固い。
緩んだりしていると思った自分がアホに思える。
でも振るとカチャカチャ音がするぞ???
どこだ?どこだ?
で、見つけました。
まさかのマシンヘッド
ポストを止めているネジが緩んでました!!!
こりゃびっくりだ (゚д゚)!
某ショップから車まで歩いた間、車で1時間ちょい走った家までの間・・・
振動で緩むかぁ?
緩むかぁ??
文句を言いつつネジを締めたら音はしなくなり一件落着
したかに思えたのですが・・・・
プライムミュージックで音楽三昧
さらに悪い知らせ
サドルにヒビがぁぁぁ
これ、妻が見つけました(大泣)
まさか・・・まさか・・・
大事故!
おい、どーなってんだヽ(`Д´)ノプンプン
という思いを押し隠して某ショップに電話。
俺「店じゃ気付かなかったんだけど、サドルにヒビ入ってんだけどぉ」
決して脅してませんよ
僕も店で現品しっかり確認してなかったし。
最も店の人も何も確認してなかったけど。
店「ああっ、すみませんでした。店に持ってきてもらえますか・・・」
話はそれだけ。
あとは翌日某ショップに持ち込んで即、入院。
長い入院になるなぁ、こりゃ・・・
教訓
限定品
長期展示
お買い物ハイテンション
確認不足
数々のミスの結果がこれだよ
店頭でギター触って興奮してたんだな、きっと。
とにかく、現状をしっかり確認してから
「これください!」
って言いましょう。
皆さんはこんなミスをしないようにね。
基本、お買い物は楽しいんだ!
楽しかったはずなんだ。゚(゚´Д`゚)゚。
早く戻ってこないかな~
ボクのギター
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