TAG-HeuerのLINKを手放してからしばらくの間、Apple Watchを使ってみた。最新のガジェットをいじるのは楽しかったのだが、使い慣れていくに従ってどうしてもバッテリーの弱さが気になってしょうがなくなった。基本的には腕時計なので文字盤を常時点灯にしておきたい。しかしそれではフル充電でも1日持たない場合がある。自動で消灯するように設定すればバッテリーの持ちは改善するものの、腕を上げて文字盤が表示されるまでの一瞬のタイムラグがこれまた気になるのだ。
そんな時、クロックハウスのソーラークロノグラフを見つけてしまった。長年連れ添ったTAG-HeuerのLINKと見まごう外観。ソーラークロノグラフなので電池交換不要。リーズナブルなお値段。私にとっては三拍子揃った理想の時計に思えた。
折しもApple Watchに新シリーズが発売されるのだ。今のヤツはそろそろ潮時か。早々に手元のApple Watchを売り払い、クロックハウスの例のクロノに乗り換えてしまった。
LINKより圧倒的に軽くて安い。高級感と所有する満足度は引き換えに大きく下がってしまったがまあしょうがない。

TAG-HeuerのLINK やっぱり美しいなぁ
今なら同様のモデルが30万以上する・・・

クロックハウスのソーラークロノグラフ MBC1007-BK1A
遠目で見ればLINKそっくり!?
軽くてLINKよりずっと正確に時を刻む。クオーツだから当然か。今のところ月差+6秒くらいだ。進み続けるかと思ったがそうでもない。最初に電波時計とゼロ合せをしてから少し進んだまま何となく安定している。LINKは20秒くらい遅れてしまうので数ヶ月に一度は時刻を修正しなくてはならなかったので今は楽ちんだ。
しかし細かい事を言うとデート表示の窓が小さく数字が読みづらいとか、長針短針とも細くて時刻の視認性が悪いとか時計としての機能に改善が必要だと思う事項があったり、コストの兼ね合いだろうけれどケースやベルトがあまりにもピカピカ過ぎて逆に安っぽく見えたりとか不満があることも事実。
時計の視認性については慣れが解決してくれると思うので現状どうしようもないけれど、商品レビューには改善提案としてしっかり書かせていただいた。
一方ケースとバンドのピカピカ問題はやっぱり目に付いてしまうのでベルトを交換することにした。メタルバンドではなく革ベルトに交換するのだ。
そして、Dバックルというものを知った。革ベルトをワンタッチでセットできる優れものなのだそうだ。革ベルトは尾錠の所で脱着の度折れ曲がり次第に痛んでいくのだが、Dバックルを使うことによってベルトが曲がる事無く取付取り外しが出来るようになり痛みもほとんど無くなるのだそうだ。いいじゃないか。それにしよう。

革ベルトに換装したソーラークロノグラフ
ケースのピカピカはどうしようもないけれど、ベルトがシックになった途端ケースのピカピカは気にならなくなった。不思議。
この時計バンド、楽天で¥2,980とリーズナブルながら牛革にアリゲーターの型押しが施され裏面はカーフで仕上げも丁寧。色やステッチの違いなど8種類のバリエーションの中から私は黒のプレーンなタイプを選択した。実際手にしてみると型押しが甘くアリゲーター革には見えないが落ち着いた光沢で意外と高級感がある。メタルバンドの時とは大違いでチープさがかなり改善されたように思う。
Dバックルの扱いには慣れが必要だが、何度か繰り返すうちに片手で一連の操作が出来るようになった。2アクションタイプのDバックルなのでワンタッチで装着とはいかないけれど片手で尾錠の操作をするよりかは簡単で、バックルの作る輪の中に腕を通しているため間違って時計を落としてしまう心配が無いから安心だ。
それに皮の弾力のお陰で時計が腕によく馴染む。まだ新品状態だからしっくりとはいかないが、メタルバンドの時より時計をしているという感覚が少なく感じる。時計自体が軽いこともあるけれど、違和感の軽減に効果があるとは意外であった。
良いことずくめかと思ったが使ってみると1つだけ不満があった。Dバックルのロックを開くボタン?の角に丸みがないため、手首を曲げたりした時にその角が肌に当って痛いのだ。せめて肌に当る側だけでも角を丸めておいてほしいものだ。

Dバックルのロック解除ボタン
手首の内側に当っているのだが・・・

当る部分の面取はほんの少しだけ
もっと丸めてあれば痛くないだろうに。
他の部分は十分とは言えなくても角が丸めてあるのに!
商品に文句を付けても今回はどうにもならないと思うので自力で角を丸める事にした。

コーナーの丸め。ヤスリ目がもう少し消えるまでペーパーで磨く予定。
仕事柄ヤスリ掛けやペーパー仕上は得意なのだが、いかんせんローガンなので細かい所が見えない。少々かっこ悪い仕上りとなったがこれで問題なければ良しとしよう。
かなりお得な値付けなのでしょうがないのかもしれないが、それでも身につけるものである以上最初からこのくらいの気配りが欲しいところだ。
コーナーを丸めた後では雲泥の差となった。少しくらい手首を曲げても金具が当たらず痛くならない。やはりこうでなくては!
無駄に何度も時計のつけ外しをしてニヤニヤしてしまう。しばらくはこの時計と付き合っていけそうだと思う。
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