初めてのボーカルトレーニングは未知の領域への道標となった!

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2020年1月26日@仙台

初めてボーカルトレーニングをしていただきました。

歌うことに行き詰まりを感じていたところに、ジェネステの藤井社長が仙台でボイトレしてくれるってチャンスが舞い込んだ。

やるしかないっ!てことで初のレッスン。

今回はボイトレ・ボーカルトレーニングのお話をしますよ。

でも、そこに至るまでの前置き長いのでトレーニングの所まで飛ばして見てもいいよー

 

 

目次

歌うこととの関わりのはじめ

今から40年前、偶然始めることになった合唱。

大学に入学して最初に引っ張り込まれたのがグリークラブで、そこは男声合唱団だったわけ。

特に歌が好きだったわけじゃなかったのに、ただ先輩に「ちょっと来なよ」って喫茶店に連れ込まれたのが運の尽き。

どんどん歌にのめりこんでいき、危なく卒業できなくなるところまでいっちゃった。

まあ、何とか卒業はできたんだけどね。

でもその4年間はとても濃密で、僕の歌と音楽の基礎はその期間にカタチ作られました。

電大グリー第27回定演001
某大グリークラブの定期演奏会から

 

合唱とカラオケ

グリーで毎日練習してそこそこ歌えるようになると、当然カラオケだって上手く歌えるようになるわけです。

特に歌が好きだったわけじゃなかった、と先に書いたけど前言撤回です。

歌好き大活躍な訳です。

スナックではおばさまたちのアイドルで、当時はダンスが流行っていたこともあり踊れる曲を歌って差し上げると高い確率でただ酒を頂けました。

あー良い時代だったなぁ

スナックでブイブイいわしてる一方、グリーには結構な数の演奏会があるのでステージ経験も豊かになってくるのです。

すると、こんな風に思うようになってきたのです。

「ホールで歌うのが好き」

 

合唱が趣味

あれから40年・・・

ホールで歌う響きに魅了され、ず~っと合唱が趣味となっています。

地元の会館では2回ほど合唱でオペラのステージに立たせていただき、いずれもちょい役ですがソロもさせていただいて貴重な経験となっています。

歌生活の9割9分は合唱でカラオケはたしなむ程度だったのですが、ある事件でその比率が大きく変わることになるのです。

2017.5.21ボエーム立ち稽古2
2017年のオペラ「ラ・ボエーム」の舞台稽古

 

NHKのど自慢はがき落選事件

2017年11月、地元奥州市で「NHKのど自慢」が開催されることになり、いさんで応募したもののはがきで落選(*´Д`*)

それだけなら残念!で済んだのに、TVにはうちの会社の社員が映っているし(◎_◎;)、母校の合唱部の子たちも。のちに知り合うことになるすがわらーど君の姿もありました。

その楽しそうな笑顔を見ていたら、猛烈に、ステージでスポット浴びて「一人で」歌いたくなったのです!

そう、一人で。

そこから何か手はないか・・・と探していた時に見つけたのが

ジェネステでした。

 

 

初めてのカラオケ大会はジェネステ2017

「ライブハウスでのフルコーラス歌唱」

これだ!

と思いすぐに申し込んで・・・

音源審査も無事通り2018年1月20日、地方予選であるDAY-2東京第1会場に参加しました。

初めて参加するカラオケ大会、しかも東京遠征。

無謀ですねー

知り合いの一人もいない完全アウェー、ライブハウスでなんか歌ったこと無いorz

結果は推して知るべし。

ですが、そこに集う参加者の歌声を聞くうちに凄く楽しくなっていく自分に気が付きました。

東京第1のことはいずれまとめることにしますが、これ以降、カラオケ沼にハマっていくのです。

DSC02574
ジェネステ2017 DAY-2東京第1会場にて

 

潤さんとすがわらーど君との出会い

地元でカラオケ大会があると聞きつけ参加することに。

2018年5月の岩手カラオケ総選挙です。

その時、主催者側の潤さんと出場者のすがわら君に出会いました。

二人ともすごく歌がうまい!

潤さんはとてもフランクで話しやすく、すがわら君はなんと僕の高校の後輩であの「のど自慢」に出ていたと。

歌好きなのですぐに「歌仲間」となり、その後何度も顔を合わせることになります。

この二人との出会いが合唱一辺倒だった僕をカラオケ沼に引き込んだのです。

ああ、ワルい二人・・・(ウソ)

まあ、その前にジェネステに惚れ込んでいたのでさらに拍車がかかった、という事なのですがね。

その二人にジェネステを紹介(宣伝!?)して誘い込み、さらにその歌仲間たちに広がってジェネステ2018ではファイナルステージであるDAY-3に東北から二人、すがわらーど君とりょう君が進出を果たすのです。

 

 

歌仲間たちとの交流がもたらしたもの

新しい歌の世界(主にカラオケ大会)に踏み込んでからというもの、たくさんの歌仲間たちと出会い、それぞれの個性あふれる歌唱に感動してきました。

合唱とは異なる世界※で、自由な歌表現の可能性はホント凄いものがあります。

自分が歌うこと以外に、歌うまさんたちの歌を聴く、という楽しみも増えました。

※合唱は一人ではできないので勝手気ままに歌うことができません。お互いの声を緻密に積み上げて一つのハーモニーを作り上げる難しさがあります。なかなか上手いことハモらないんですよ(T-T)
でも、まれにパートが完全に溶け合って世界が何倍にも広がる瞬間があるんです。これを味わいたくて続けているんです。

 

こうなってくると、「一人でスポット浴びて歌いたい」という欲求は満たされて少し欲が出てきました。

「もっと上手く歌いたい」

これが実に難しい問題なのです。

自由に、のびのび、個性的に・・・

合唱には無いんですよね。特に自由が。

 

生声歌唱 vs マイク歌唱

さて、この辺からボイトレ・ボーカルトレーニングに話を向けましょう。

最初の大会、ジェネステ2017 DAY-2東京第1会場の歌唱寸評で指摘されたのが「マイクへ声の入りが薄い」でした。

僕は長いこと声楽的なトレーニングを積んできたこともあり、生声での歌唱では声量も声の響きにも自信があったので、うるさくなり過ぎないようにと思ってマイクとの距離を大きくとっていました。そう。マイクの特性を知らなかったのです。

ステージで使用されるマイクは主にダイナミックマイク。

それほど感度は高くなく、また単一指向性といって感度の高い範囲がマイクの軸上の狭い範囲にしかありません。

どんなに生声が大きく豊かな響きを持っていたとしても、ライブハウスのデッドな空間でPAの大音量が相手ではマイクにしっかり声を入れてやらなければスピーカーから出てこないんです。

ここでマイクとの距離感とマイクの向きが大事だという事を知りました。

 

コンサートホール vs ライブハウス

会場の響きについても違和感がありました。

合唱の会場は主に会館などのホールで、ある程度響く環境です。生声でも十分響かせることができるので、ホールから帰ってくる音で歌唱をコントロールします。

ところが、初めてのライブハウス、新宿FNVは狭いハコなのにステージ上ではホールの音が全部吸われて返ってこない!!!

これには参りました・・・

もちろんステージ上には返しのモニターがあるのですが、なにせ初カラオケ大会&初ライブハウスなもんで勝手がわかりませんし、ホールでの経験も全く役に立ちません。

結果、どんな音量の声で歌っていたのか全く分からずとても不安な初ステージでした。

 

最近の悩み

カラオケ大会デビューから2年、いろんな大会に出て大小さまざまな会場で歌いました。

ステージでの経験値は上がっているな、と思ってはいますが、歌唱の録音を聞いてみると何かしっくりこないというか良く歌えているように聞こえてこないのです。

練習するときもMTRを使って歌唱を録音し、聞き返しては一人ダメ出しをするのですが、音程やリズムが良くなっても歌そのものに満足できません。

歌っている最中の感覚ではそれほど悪くないんですよ。

でも・・・

録音した音源では良く聞こえない。

これが最近の悩みでした。

音程やリズムは以前より大分良くなったと思っているのですが、歌が良くない。

完全に行き詰まりです。

 

Reverieボーカルトレーニングin仙台

さてここから、ホントにボーカルトレーニングの話です。

2020年1月21日(ジェネステDAY-2仙台会場が行われたその翌日)ジェネステ社長の藤井さんにボーカルトレーニングをしていただきました。

場所はビッグエコー仙台駅前店。

10時から2時間のトレーニングです。

事前に社長からトレーニングに対する質問があり、その回答を元にしたヒアリング(ジェネステ終了後、ダブルシャープで実施!!)を元にトレーニング内容を決定して頂きました。

 

さあ、ドキドキしながらトレーニングだ!

 

ところが・・・

10時になろうというのに社長が現れない(*゚ロ゚)

電話したところ、不慣れな仙台ゆえ道に迷ったとのこと

10時を少し回ったところでようやく到着~

別な意味でドキドキした

 

トレーニング開始

通されたのは4人でいっぱいの小さな部屋でしたが、LiveDAM Ai が入っていました。

僕の地元にはまだどこにもAiは来ていないので興味津々でしたが、社長がささっとマイクの調整をして

「普段歌う前になにをなさりますか?」とQ

「えっと、まずは軽く上体のストレッチをして、息入れて・・・」などとA

「そーゆーことしない人結構いる」みたいな話されてまず驚いたところからスタート。

ストレッチしたり首のすじを軽くしごいたりリップロールで口周り緩めたりした後、基本的な実力チェック~!

 

息の入れ方

息止め、息吐きのタイムトライアル

 

これは絶対最初に押さえるところですよね。

息の吸い方はとても大切ですが、吐き方がうまくコントロールできないと声は揺れるし長いフレーズが歌えない。

得意な部分なのであっさりクリア!

 

「風の篝火」を歌ってみる

昨日のDAY-2で歌ったさだまさしの「風の篝火」を課題曲にしました。

さださん初期の楽曲の中で僕が1番好きな歌で、若い男女の微妙な心のすれ違いをさださんの美しい詞とメロディが幻想的に綴っていきます。

この世界観を表現するため、サビで4回出てくる最高音(元キーA4・僕が歌う時は-2でG4)の音色を歌詞によって使い分けれるようになりたいという希望があると伝えた上で歌ってみました。

が・・・

ウオーミングアップしたとはいえ、朝なので(言い訳)思ったようには声が出ず。

ここでボイトレ必需品、携帯キーボード(くるくる巻けるヤツ)登場!

音域チェックでキーをさらに2つ3つ下げることになり、また今の歌唱を聴いた上で、今回は発声自体より今の僕にとってより重要な「マイクとの向き合い方」をテーマにトレーニングを進めることに決定。

 

マイクと格闘した1時間

長々と書いた前置きで、僕が生声での歌唱が得意であることは分っていただけたと思います。

生声で歌う場合は自分が発した声が直接聞き手に届くため、しっかり通る響きの良い声が出せるようにトレーニングしていますし、マイクを持っても「いつも通りに歌った声がマイクにしっかり入るようにすれば良い」と思っていました。

つまりマイクは自分の声を大きくしてくれるだけの存在だったのです。

しかし、今回のトレーニングを通して浮き彫りになったのが「マイクを通してスピーカーから出た声を聞き手にどう届けるか」という考え方がいかに大事か、という事でした。

 

マイクはただ音を大きくするためだけのものではなく、声の入れ方、絞り方、距離、角度などの組み合わせでスピーカーから出てくる音が面白いように変わるのです。

みっちり1時間、何種類かの方法でマイクコントロールの実際を体験したのですが、今まで考えたこともない事ばかりで目から(耳から?)鱗が何枚も剥がれたようでした。

ただ、これは実際にやってみると気を遣う部分が多方面に渡るためあちらを立てればこちらが立たず、歌唱とマイクコントロールの感覚をすり合わせるのにかなりの時間がかかりそうです。

反復・継続することで一つずつ身につけていければいいかな、と思った次第。

 

【重要】自分の中にある歌唱コントロールの基準が変わった

口から出た声がすべてだと思っていた(トレーニング前)

マイクを通してスピーカーから出た音に気を遣う(トレーニング後)

 

残り時間でまとめ歌唱

本日のトレーニングをふまえて「何か歌ってみますか?」とQ

さだまさし「たいせつなひと」とA

またまさしか!とは言われず「もっと早く言ってくれれば・・・」

と言われてもねぇ

マイクと友達になるためいろいろやってきたので。

 

社長も「たいせつなひと」がお好きなのかな?

「ここはこうして、あーして」と指示を頂きながら実唱。

マイクとはなかなか友達になれないけれど、やっぱり歌うのは楽しい!と改めて思った。

まぁ改める事でもないけれど、行き詰まっていた原因の一つが判ったので歌うことに向き合う力が涌いてきたんですかね。

発声のこととかまだまだ教えて頂きたいことがありましたが、楽しく歌い終えて初めてのボーカルトレーニングは終了したのでした。

 

後日、詳しいトレーニングメモが届く

ジェネステ名物、超詳しい寸評のようなトレーニングメモ。

どんなヒアリングをして、実際どのようなトレーニングを行ない、どんな結果だったかが詳細に記入されていました。

テンポ良く、楽しく進めて頂いたので記憶にも残りやすかったですが、改めてメモを見返すとあーこんなだったと思い出すことも多く、指南書のように感じられます。

また道に迷ったら見返すことにします!

 

今回はマイクコントロールという地味な内容に終始したのですが、抱えていた疑問の解決や新しい知見に溢れていて大変有意義なものでしたし、未知の領域への道標となりました。ありがとうございます!!

 

 

でもね~基礎練はつまんないんだな~

社長!

次にボーカルトレーニングを受けるチャンスがあったなら、曲を深く掘り下げるトレーニングをお願いいたしますっ

https://reverievocal.shopinfo.jp/

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