我が家の洗濯乾燥機 NA-VR3500L
前回は除湿ユニットのお掃除がメインのメンテ項目でしたが、ファンモーターの異音については宿題となっていました。
ファンモーターの部品を入手したので交換してみましたの話です。
Panasonic の洗濯乾燥機 NA-VR3500L
我が家に来てから約10年。
2020年12月に異音が発生してから一度メンテナンスして様子を見ていました。
https://himadare.technis-precision.com/diary/post-2993
しかし、付け焼き刃的に潤滑剤をスプレーしただけだったので異音自体が無くなったわけではありませんでした。
ファンモーターを売っているところを見つけたので入手して交換することにしたのです。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/tooyama-kaden/533.html
コレがそのモーターです
再び洗濯機の後ろに回る
もう何度かやっている手順なので慣れたものです。
1.給水栓を閉じる
2.洗濯機を洗濯モードで起動して一旦給水させ、給水ホースの圧力を抜く
コレをヤラないと・・・濡れます
3.給水栓からホースを外し、水が出ても良いようにタオルなどで覆う
4.洗濯機から給水ホースを外す
先に外した給水栓側を洗濯機の取付部より下にしておきましょう
5.排水パイプを外す
6.電源コードを抜く
7.洗濯機を移動する
まあ、順番は参考までに。
いずれ、どうやっても水は出てくるので雑巾やタオルは多めに準備しておきましょう。
うちの場合は、洗濯機が床に直置きしているので移動は比較的ラクですが、普通は防水パンの中に設置してあると思うので大変かも。
頑張ってください!
裏のカバー
上下2枚とも外します。
除湿ユニット(左)と送風ファンユニット(右)
さあ、分解だ
右側にあるゴムのジャバラホースを外します
ホースバンドをつまんで上の方に移動させておきましょう
左側にある樹脂のパイプを外します
柔らかいのでコジコジすれば外れます
除湿ユニットなどへの配線
ビニールテープを外して白いカバーを取り
この2つのコネクターを外し
ファンモータのケーブルを外します
除湿ユニットの下側に、排水ポンプがあります
そのパイプを外します
水が出てくるので注意してね!
ここまでやれば、除湿ユニットを動かすことが出来るようになります。
除湿ユニットは洗濯機の中にぽんと置かれているだけなんです。
周りの色んなものと、背面カバーの下側によって固定される仕組み。
除湿ユニットを引っ張り出してファンユニットを外す
送風ファンユニットを外します
送風ファンユニットは除湿ユニットの右側にネジ3本で固定されています。
2本は下側に見えていますが、1本は上側にあり、ネジを外した後樹脂の爪を引っ張って外さなくてはいけません。
慎重にね!
外れました
送風ファンユニットからモーターを外す
シロッコファンですね
中央のナットを外します
右ねじなので、ファンを指で押さえながらナットを左に回してやれば外れます
裏返して、モーターを固定しているステーを外します
モーターをコジコジすると、外れました
ゴムのブッシュがケースにひっ付いてました
汚れていたのでケースを綺麗に掃除しました
新旧のモーター
型番が同じであることを確認!
ここで、僕は1つミスをしました。
さっき剥がしたゴムのブッシュは新しいモーターにも付いてきたのですが、もう1枚、薄いゴムのシートが挟まっていたのです。
気づかないまま新しいモーターに組み直し、さあ終わった!と思った瞬間にあれっ?て・・・
外したモーターにひっ付いて来てしまったので見逃しました~
この黒いやつ
皆さんはそんな失敗しませんよね~
ファンモータの取り付け
送風ファンユニットはバラさず、ファンからモーターを抜いたので組み付ける時はファンの穴とモーターの軸が合う位置にファンをずらしておいてください。
ずれたままモーターを入れようとしても、モーターの軸がファンの穴から出てこないためイライラしますよ
もちろん、さっき確認した薄いゴムのシートをモーターにつけておくことを忘れずに。
もう1つ
モーターを固定するステーにはモーターと嵌め合いになっている部分があるため、その嵌め合いと配線の向きが元通りになるように気をつけて取り付けましょう。
永久にハマらないことになります!
モーターの取り付けが上手くいったらファンをナットで固定してモーター交換は終了
送風ファンユニットを除湿ユニットに取り付けて元に戻す
下側の2本のネジは、除湿ユニット、送風ファンユニットそれぞれが嵌め合いになっているので位置を合わせたらネジを締めます。
上側の1本はラッチになっているので押し込めばカチッとハマります。
後はネジを締めるだけ。
除湿ユニットと送風ファンユニットが合体した状態で洗濯機の中に戻すのですが・・・
重い!
取り出す時にはそれほど重いと感じなかったのに~
除湿ユニットの裏側下部には、洗濯機の内部と嵌め合いになる四角い突起が2箇所あります。もちろん、洗濯機の中にも角穴があるので、実際に押し込む前にこの位置にハマるってイメージを持ちましょう。
きちんとハマると、左右にずれなくなります。
あとは力仕事。
指を挟んだり、板金のヘリで切ったりしないように注意して。
上手く収めれたら、排水ポンプにパイプを取り付けましょう。
ホースバンドを忘れずに!
あとは配線を元通りに繋ぎこみ、外したホースやパイプを繋ぎこんだらほぼ終わりです。
後ろのカバーを取り付ける前に電源を入れて動作を確認してみましょう。
電源ON ー OK!
エラー出ません
乾燥モードにして
スタート
「シュワ~」というファンの音。
おお!コレコレ~❤
静かです。
夜でも乾燥できます!
数分動かしましたが特段不具合が出なかったので、カバーを取り付け元の位置に戻し、排水パイプ、給水ホースを取り付けて終了!
のハズだったが・・・まさかの水漏れ発生!
テストを兼ねてバスタオルの洗濯乾燥をやってみました。
事件は乾燥終盤で発生したのです。
HA0 (実際には HR0 のように見えます)
エラーコードが表示され乾燥が停止。
この時にコードの内容をちゃんと調べればよかったのに、電源を入れ直したらエラーが消えたので乾燥を継続したのです。
そしたら、再び
HA0
しかも水漏れ付き(;´Д`);
スワ!一大事じゃ!!
さっきまでの工程を再びやり直す事に・・・(;´д`)トホホ…
しかも今度は除湿ユニットの内部にたっぷり水が溜まっていて、ユニットを取り出す時に盛大に水漏れ発生!
ファンモーターの交換は小一時間で済んだのに、水漏れのせいで掃除に時間がかかり、除湿ユニットを取り出すまでに1時間以上かかっちゃった
さらに除湿ユニットを分解して清掃
排水モータに続く穴に以上がないか確認し、ドレンパイプが詰まっていないか息を吹き込んで確認・・・
詰まっちゃいませんでしたが、内部の水を吹き出したのでまたお掃除(;´Д`)
最後に、電源を入れて排水モータが動くか確認
というか、実際動いているかはよくわからなかったけど、モーターが回っているような気がしたのでとりあえず元に戻すことにしました。
最悪、送風ファンモーターを手に入れた業者から排水ドレンポンプを入手して交換することまで考えました。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/tooyama-kaden/4186.html?sc_i=shp_pc_search_itemlist_shsrg_img
何が悪かったのか?
やり直して2週間たちましたが、HAOエラーは起こっていません。
乾燥も問題なくできています。
あの水漏れは何だったんでしょう?
送風ファンを交換して組み直した時に、排水ドレンパイプがひしゃげていたんじゃなかろうかと推測しますが、真実は解明できず。
慣れた手順に慢心して確認を怠ったのでしょう
反省反省
しっかり目視確認しましょうね!ってお話でした~
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