会社で私が使っているPCはDELLのPrecision3630。OAにお金は掛けられないので💦💦中古で手に入れたモノです。
Core i7-8700 / RAM32GB / NVMe M.2 SSD 512GB(購入時はSSD256MBだった)/ NVIDIA GTX1080 と事務処理には十分なスペック。SSDを換装しても約6万5千円程でした。かなりリーズナブルでしょ?
以前はDELL T3610を使っていたのですが起動中に突然電源が死んで動作しなくなり、急遽3630を手に入れたのです。
DELL Precision3630
注文した翌日には届いて、256GBのSSDを外しT3610で使っていたNVMe SSDを3630のM.2スロットに差し込んだだけで何事も無かったかのように元の環境が戻ってきました。
助かった~ヽ(^。^)丿☆
しばらくはそのまま使っていたのですが、T3610よりずいぶん筐体が小さいためかソフトを複数立ち上げて負荷が高まるとファンの回転が高まってかなり五月蠅くなります。しかも音は大きくなったり小さくなったりウインウインと…ううぅ…気になる。
T3610は常にほぼ無音だったので余計気になる。気になる!!
こうなると根っからの改造癖がムクムクと湧き上がってきて静音改造したくなりました。
まずは中を見てみよう
工具レスでケースが開けられるのはいつもながら。CPUファンとケース上部にケースファンが1個だけ設置してありました。
WEBで閲覧した3630のマニュアルにはフロントにもファンが付いていると書いてありましたが、私の実機には付いておらず、MBにもコネクタは有りませんでした。バージョンの古い装置なのでしょうか?
CPUファンとケース上部のファンを静音ファンに交換するのと、フロントにファンが無いのはエアフロー的に良くないので新規に設置する計画を立てました。
CPUファンを換装する
CPUファンは高速回転になると結構五月蠅いです。静音ファンに交換しましょう。
ねじを外しCPUファンを取り外すとやはりフィンにはホコリがたくさん。ハンディクリーナーで綺麗に吸い取りましょう。
使わなくなった古いCPUクーラーから剥ぎ取ったファンがちょうどぴったりのサイズでした。静音ファンなので高速回転しても音は静かです。
ケース上部のファンを交換
ケース上部には105mmX140mmのメッシュ状排気口があります。そこを一部塞ぐようにケースファンのシャーシが取付けてあり、80mmのファンが設置してありました。
長い事PCの自作や改造をしてきたおかげ?でいろんなブツが手元に有ります。これも他のケースから横取りした静音ファンです。
向きを間違えないように(中から外へ排気するように)ファンを取付け、シャーシを戻します。
この段階で現状のPC静音化はほぼ完了。
前面ファンを取付ける
マニュアルにはケースの内側にファンが取付けるように書いてありましたが、それだと大きなファン(希望は120mm)を取付けるスペースが足りません。
目を付けたのはシャーシの外側と前面カバーの間。面積は十分有りますがファンの厚みは大概25mmなのでこの隙間に入るのか?
前面カバーを外して25mmのファンが入るか試してみました。
が!
残念ながらぴったり25mmしかないうえにカバーの内側に何カ所かリブが出っ張っていてファンが入りません。
ならば120mmで薄いファンを探そう!
ということで見つけたのがこれ
120mmで厚みは15mm
バッチグーです。
あつらえたかのようにぴったりのサイズ。ただネジ穴は無いので強力両面テープで貼り付けようと思ったのですが、このファンは取付部が特殊なゴムになっていて手持ちの強力両面テープを受け付けてくれません。ちっともくっつかないのです。
仕方ないのでアロンで貼ってみることにしました。
上手くいった!
さすがアロンアルフアゼリー状瞬間
ケースファン用のコネクタが足りない
MBにはケースファン用のコネクタが1個しか無いので前面用のファンに電源変換コードを購入。これに繋ぐと回転制御は効かないためMAX回転になります。1800RPMでは少し回転音が気になりますが、3630のオリジナルファンがウインウイン唸るよりはずっと静かです。
風量もかなり有るので、ちょうど直線上に有るNVMeSSDとグラボの冷却に貢献しそうです。
ケースを元に戻して完了
ほぼ無音、とはいきませんでしたがエアフローはかなり改善され気になる騒音も低減しました。
新しく買ったのは120mmのファンと電源変換コードのみでCPUファンと上部ケースファン用は手持ちのジャンク。かかった費用はファンが1080円+変換コード350円で合計1430円。
今年の暑い夏も乗り切れる良い改造となりました。
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