第11回フランク永井歌コンクールに初挑戦(予選編)

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令和元年11月19日(土)、20日(日)の2日間にわたって「第11回フランク永井歌コンクール」に挑戦してきました。
日頃の努力と精進のおかげで(笑)予選通過を果たすことが出来ました!!
今回はその予選会についてまとめてみましたよ。

 

目次

フランク永井歌コンクールとは

昭和を代表し、魅惑の低音と呼ばれた「フランク永井」の歌を「歌い・聞き・歌い継ぐ機会を通じて大崎市の地域づくりに大きく貢献していきたい」と言う趣旨のもと、フランク永井の出身地である宮城県大崎市松山町で開催されフランク永井の歌だけが歌われるコンクールです。

例年120~130人が参加し、宮城県以外からの参加者も多いと聞いていました。

実際、今回の参加者は北は北海道、南は佐賀まで フランク永井の愛好者達が自慢のノドを競い合いました。

第11回歌コンポスターs-thumb-300x424-940

 

台風19号の影響

19日(土)午前10時から予選会が行なわれました。

実は、1週間前の台風19号の影響で大崎市も被害を受けコンクールの開催が危ぶまれていたのです。
しかも、18日からの雨で大崎市に「警戒レベル3」が発令されていたのでした。予選が終わって帰る時に「警戒レベル3解除」の放送を聞き知りました。

そんな中での開催です。
スタッフの皆様には大変良くして頂き感謝の気持ちでいっぱいです。

台風19号により大きな被害が出て、大崎市では基本的にすべての行事は中止に追い込まれましたが、フランク永井歌コンクールだけはその規模が全国に及ぶことから、混乱を避けるために決行されました。
(フランク永井の故郷から2019/10/21より抜粋)

 

奥州市組がたくさん!!

7時50分に奥州市の自宅を出発して会場に到着したのは10時ちょっと前でした。
余裕を見て出発したはずでしたが、ETCカードを忘れて一度戻ったりしたので余裕が無くなっちゃいました。

いつもながら何かやらかしちゃうワタシ・・・先行き不安です

出場者控室の老人福祉センターで受付を済ませコンクールのパンフレットを頂きました。
とても厚い立派な冊子です。
中身は広告がいっぱい(*゚ロ゚)!
地域の皆さんに支えられている大会なんですね~

主催者挨拶、審査員紹介の後に出場者の一覧がありました。
今回は111組、115人の参加とのこと。例年より若干少ないです。

一覧表には名前と歌唱曲のほかに出身地が記載されていました。
なんと岩手県奥州市からは私を含め6人がエントリーしています!びっくりぽん(゚Д゚)

その中に一人知った名前が。
そしたらみんなその人のお友達ですって。
その瞬間、さっきまで抱えていた不安はきれいさっぱり解消しました。

やっぱり誰か知り合いがいるのは心強いですね。

DSC06795
奥州市組(一人いませんが・・・)と大先輩の遊佐さんと

 

待ち時間が長い

予選は最終的に108組で行なわれました。

私の歌唱順は70番。およそ午後2時頃とのこと。
会場で観るのは自分の出番が終わってからーと貼り紙が。
実際は出場者のナンバープレートを付けていれば会場に入れました。

会場は松山体育館。
ワンワン響きます。

ステージ上でどう聞こえるのかわからないのでまたちょっと不安になりました。

でも音響にはかなり気合いが入っています。
本格的なPAシステムです。

DSC06788

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何人かの歌唱を聴いてから控え室に戻り、昼食のお弁当を頂きました。
出場者にはお弁当が出るんです!

お弁当を食べ終わったのが11時50分頃。
自分の招集時間は12時30分なので勝負服に着替えます。
予選といえども本番なので衣装にも手は抜きません。

今回はタキシードで攻めます!

 

いざ、ステージへ

お昼休憩の後なので待機場所には20人が招集されました。
そこで私に話しかけてきた人がいました。
岡田さんという長野の方です。
フランク永井歌コンクールの常連さんで、youtubeに動画を上げておられます。
私はその動画を見ていたのですぐに打ち解けていろんな話をさせてもらいました。
おかげで待ち時間も短く感じられました。

さあ、いよいよステージに向かいます。

今回私が歌うのは「六本木ワルツ」です。

六本木で遊んでいる洒落者達がたくさんの恋や火遊びを繰り返して時には心が痛んだとしても、その日その日を締めくくるラスト・ワルツのように小粋に楽しく過ごしちょおうよ!というパリピの皆さんの事を歌った歌と解釈しました。

異論はあるかと思いますが、歌うコンセプト大事なんで。

阿久悠作詞、吉田正作曲によるこの曲がフランク永井最後の録音曲というのは翌日訪れた「大崎市松山ふるさと歴史館」のフランク永井展示室の資料を見て知りました。
もっと早く調べておけって話ですがね・・・

さて、ステージの順番が来ました。

 

Let’s SING!

コンクールなんでカラオケモニターはありません!
歌詞飛ばしの名人であるワタシ・・・

今回はたっぷり暗譜練習してきたのでドキドキしながらも2コーラス完唱出来ました。

しかし会場は体育館で音がワンワン響きます。
返しのフロアモニター有りましたがちっとも聞こえなくて参りました。
逆に言えば大きなお風呂の中で歌っているような感じで、慣れてしまえば気分は最高!?

歌い終わってステージを降りたところで、誘導のおばちゃんに

「奥州市の人いっぱいいるけど何?お仲間?」
「みんな上手いんだけど!」

と声を掛けられました。
僕は仲間になったばかりでしたが

「そうですよ~」

と答えておきました・・・ほう、うまかったんだ。やった!

 

予選通過は30組

全ての歌唱が終わったのは午後4時20分ころだったでしょうか。
さすがに観覧のお客様も少なくなりましたが、会場には歌唱を終えた参加者が決勝進出者の発表を待っています。

20日(日)の決勝に進めるのは30組です。

決勝に進む自信はありましたが何分初めて参加した大会ですので名前が呼ばれるまで安心はできません。

ほどなくして審査員の先生方が登場し、まずは本日の講評を頂きました。
審査員長はビクター歌謡音楽研究会運営本部講師の井上博雄先生。

先生曰く
「フランク永井さんの日本語はたいへん素晴らしく母音の発声がとても美しい。ゆえに皆さんも歌詞をしっかりかみしめてもっと日本語をはっきりと歌いなさい」
というようなことをおっしゃっていました。

至極もっともなことですが、これが難しいのですよ。
日本語が。
予選通ったら、決勝では意識して日本語を語りたいと思いました。

さあ、発表です。

13番、14番、15番・・・66番、69番、70番!

やりましたヾ(*´∀`*)ノ
予選通過です!!
ほっとした~

奥州市組からはほかに2名が決勝進出を果たしました。
明日も頑張るぞ!!

帰路につく頃には雨も上がり、夕の帳が落ちかけていました。

 
2日目の決勝編はこちらの記事にまとめてみました
[nlink url=”https://himadare.technis-precision.com/diary/post-1268″] 

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