「おんうた4」に向けて日本のフォークについて振り返るの巻

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フォークソング

これだけの人を集められたフォークってすごいですね!

 

 

オンラインカラオケ大会「おんうた4」

ミュージックFUNE主催のカラオケ大会です。

 

4回目となる今回は「フォークソングで懐かしむ☘」と題して開催されることになりました!!

 

フォークソング限定のカラオケ大会です。

すでに僕の歌唱曲は決めておりますが、この機会に日本のフォークソングを振り返ってみることにしました。

 

 

目次

青春はフォークとともにあった!?

僕が生まれたのは1962年

日本にフォークブームが訪れる少し前です。

当然、日本のフォークソングの黎明期については大人になってからの後付けですが、幼い頃から意識しないで耳にしていた歌はたくさんありました。

 

マイク真木の「バラが咲いた」や森山良子の「この広い野原いっぱい」などがそうです。

フォークソングという認識はなかったですからね。

 

では、記憶に残っている最初のフォークソングは何かな?

多分10歳の頃、「飛び出せ!青春」というドラマの主題歌、青い三角定規が歌った「太陽がくれた季節」だと思います。

 

その後、小学校高学年になった頃からはNHK岩手のFMで土曜日の午後に放送された「FMリクエストアワー」を聞くようになり、フォークに限らずたくさんの音楽を聞くようになりました。

 

その頃は「ラジカセ」(ラジオカセットレコーダー)で歌番組を聞きながら気に入った曲をカセットテープに録音してオリジナルテープを作る、エアチェックというのが流行っていましたね~ 懐かすい~

 

中3~高校時代は勉強しながら(嘘~)コッキーポップオールナイトニッポンなどの深夜ラジオを聞いていました。

コッキーポップではポプコンや世界歌謡祭などの曲を聞き、オールナイトニッポンは中島みゆきさんの第1部終わりの頃の喋り方が好きだったな~

 

カレッジフォークの発展型?としてニューミュージックが台頭してくるまで、いつもフォークは僕の傍らにありました。

新御三家やキャンディーズ、百恵ちゃん、ピンクレディーなどのアイドル歌謡ももちろん聞いていましたけど、下手なギター弾きながら「東へ西へ」なんか歌ったりしていました。

 

 

最初に買ったフォークのレコードはというと・・・

中学1年の頃、井上陽水の「GOOD PAGES」というベストアルバムです。

もちろんLPレコード!

 

陽水さんは自分をフォーク歌手だとは思ってなかったようですが、これらは紛れもなくフォークでしょ?

 

「闇夜の国から」「傘がない」「夢の中へ」「人生が二度あれば」などなど、何度となく聞いたものでした。

IMG_9099

いまでも持ってますよ

帯の下に白抜きで「井上陽水」「GOOD PAGES」と入っていますが、帯が無ければわからないですよー

 

お小遣いでレコードを買えるようになっても、数ヶ月に1枚のアルバムが買える程度なのでレコードはほんとに大事に扱っていました。

ある程度レコードを好きなように買えるようになったのは大学入ってからかな

いや、就職してからでしょうね

 

僕のLP棚

IMG_9100

フォークはもちろん、歌謡曲、JAZZ、クラシック・・・

数えたことはないけど300枚くらいあるでしょうか。

 

1988年ころまで、すでにCDが一般的になっていましたが好んで女性アーティストのLPを買い続けていましたし、近年ではJAZZの重量盤やフォークの中古LP漁りを始めたりしてましたのでまた少しずつコレクションが増えてきてます

 

フォーク関係のアルバム抜いてみました

IMG_9103

以外に少なかった(-_-;)

 

 

 

さて、少し歴史を遡ってみましょう。

日本のフォークソングの黎明期

僕が鼻たれ小僧になった頃、アメリカで人気だったPPM(ピーター・ポール&マリー)やボブ・ディラン、ブラザース・フォア、ジョーン・バエズなどの曲が日本でも人気となり、それを真似たところからフォークブームが始まるのです。

 

ちなみに僕はPPMの「パフ」「風に吹かれて」が好きです。

男女3人組の美しいハーモニーが魅力❤

 

1966年には

マイク真木「バラが咲いた」

僕もよく歌いました「ば~らがさいたば~らがさいた・・・」

ブロードサイド・フォー「若者たち」

これは合唱曲としても定番になってます。

 

1967年には

森山良子「この広い野原いっぱい」

などが大ヒットして、当時のおしゃれな東京の大学生中心にカレッジフォークが大ブームとなってました。

 

ほかには

フォー・セインツ「小さな日記」

ソルティー・シュガー「走れコータロー」

ザ・リガニーズ「海は恋してる」

など知っていますが、まだまだたくさんのグループがあったらしいです。

 

また、時を同じくしてGS(グループサウンズ)も大ブームとなりました。

ヴィレッジシンガーズ「亜麻色の乙女」、ゴールデンカップス「長い髪の少女」、ザ・スパイダース「夕日が泣いている」、ザ・ジャガーズ「君に会いたい」、ジャッキー吉川とブルーコメッツ「ブルー シャトー」、ザ・タイガース「花の首飾り」・・・・枚挙にいとまがありません。

 

GSはフォークとは違うのかもしれませんが、カレッジフォークとの境目が曖昧なグループや、加山雄三さんみたいにどちらでも成功されている方もおり、曲もお洒落でカッコ良かったりするのでぜひ押えておきましょう!

 

ただ、カレッジフォークもGSも60年代の末にはいろんな事情(オトナの事情とか社会的な問題とか・・・)収束してしまい、流れは関西フォークへ向かっていきました。

 

関西フォーク

関西では関東のカレッジフォークに対抗するかのように、若者の大人や社会に対する反抗心をテーマにした「プロテスタントフォーク」が流行りだすのです。

 

フォーク・クルセダーズ「帰って来たヨッパライ」

デビュー曲・・・「おらは死んじまっただ~・・・」まあ、ふざけた歌です

 

フォーク・クルセダーズ「悲しくてやりきれない」

しかし、多分小6の頃、深夜ラジオから流れてきた「悲しくてやりきれない」の切ないメロディにぐわっと心をわしづかみにされた僕は、歌詞の意味を知らないまま虜になってしまったのでした。

 

ほかにも

フォークルは「青年は荒野をめざす」「イムジン河」など名曲をのこしています。

ザ・ズートルビー名義で「水虫の唄」なんて変わり種の曲もありました。

 

フォークルをかわきりに、高石友也、五つの赤い風船、岡林信康、中川五郎、はしだのりひこ、北山修ら関西フォーク陣は注目を浴びていくのです。

 

時代は折しも安保闘争やベトナム戦争などの反戦運動と重なり、社会の不条理や反戦への思いを歌った歌で溢れるようになりました。

ただ、この頃の歌には差別的表現や社会的に不合理な歌詞が含まれることが多く、放送禁止歌となるものも多数ありました。

 

なぎらけんいち「悲惨な戦い」

ザ・フォーク・クルセダーズ「イムジン河」

岡林信康「手紙」

高田渡「自衛隊に入ろう」

などです。

 

実際、この頃の関西フォークについてはよくわかりません。

僕が初期のフォークに興味を持ったのは大学に入った頃で、その頃はすでにニューミュージックの世の中に変わろうとしていたし、学生運動も下火になっていて、たまに明大の学生に「今日デモやるから参加しないか?」なんて声かけられることがあった程度。

 

白けた時代とか言われる世代なので大したイデオロギーも持ち合わせていないため、70年安保の頃のことなんて理解できないし。

 

ただ、詩の内容はともかく歌として面白いものがあったのでよく聞くようになったのです。

 

フォークが細分化していく

1969年には関西フォークではURC(アングラ・レコード・クラブ)というレーベルが誕生して前述の高石ともや、五つの赤い風船、中川五郎、岡林信康、高田渡、斎藤哲夫、遠藤賢司、加川良などが活躍しました。

 

関東ではエレック・レコードという会社が設立され、吉田拓郎、泉谷しげる、海援隊らが世に出ていきました。

 

僕は岩手の住人なので関東のことは意外とよく知っていて拓郎、泉谷、海援隊などはリアルタイムに聞いていましたけど、関西フォーク陣では高石ともや、五つの赤い風船、岡林信康くらいしか知りません。

 

当時地方では、情報はメジャーな放送に乗らないと得られなかったのです。

 

メジャーレーベルに所属するアーチストがそれぞれ独自の路線でヒットを飛ばしていき、歌番組を通して耳に入ってくるようになりました。

 

それに従ってフォークは細分化していき、四畳半フォーク、メッセージフォーク、叙情派フォーク、フォークアイドルなどと呼ばれるようになっていくのです。

 

そのことについてはこの動画が面白くてわかりやすく解説してくれます!

 

 

マイレパートリーズ

長々と駄文にお付き合いいただきありがとうございます!

最後に僕が今まで聞き及んで歌うことのできるレパートリーをリストにしてみました。

あくまでも僕が歌うことができる曲のリストなのであしからず。

 

フォークとGSとニューミュージックが入り乱れて曖昧な感じもしますが、思いつかなくて載せていない曲があったり、たくさんありすぎてカットしたりしていますので実際はもっと知ってたりします。

なにかの参考になれば幸いです。

 

 

歌手名で仕分けしました

青い三角定規「太陽がくれた季節」

赤い鳥「忘れていた朝」「翼をください」「紙風船」

あがた森魚「赤色エレジー」

あのねのね「赤とんぼの唄」

荒井由実「ルージュの伝言」「翳りゆく部屋」「ひこうき雲」「あの日にかえりたい」「卒業写真」

荒木一郎「空に星があるように」

アリス「明日への讃歌」「今はもうだれも」「帰らざる日々」「冬の稲妻」「チャンピオン」

淡谷のり子「フランシーヌの場合」

泉谷しげる「春夏秋冬」

五つの赤い風船「遠い世界に」「血まみれの鳩」

五輪真弓「少女」

伊東きよ子「花とおじさん」

伊藤敏博「サヨナラ模様」

因幡晃「わかって下さい」「別涙」

井上陽水「傘がない」「夢の中へ」「人生が二度あれば」「東へ西へ」「いつのまにか少女は」「氷の世界」「闇夜の国から」

イルカ「なごり雪」「雨の物語」

ヴィレッジ・シンガーズ「亜麻色の髪の乙女」「バラ色の雲」

N.S.P「夕暮れ時はさびしそう」「雨は似合わない」「面影橋」「さようなら」「赤い糸の伝説」

太田裕美「雨だれ」「木綿のハンカチーフ」「最後の一葉」「赤いハイヒール」

大塚博堂「めぐり逢い紡いで」

岡林信康「手紙」「チューリップのアップリケ」

小椋佳「少しは私に愛をください」「さらば青春」「しおさいの詩」

 

海援隊「母に捧げるバラード」「贈る言葉」

風「22才の別れ」

かぐや姫「神田川」「赤ちょうちん」「22歳の別れ」「うちのお父さん」「僕の胸でおやすみ」「妹」「あの人の手紙」

加藤登紀子「知床旅情」

上條恒彦/六文銭「出発の歌」

紙ふうせん「冬が来る前に」

加山雄三「君といつまでも」「お嫁においで」「旅人よ」「海・その愛」「ぼくの妹に」

かまやつひろし「我が良き友よ」

雅夢「愛はかげろう」

カルメン・マキ「時には母のない子のように」

河島英五「酒と泪と男と女」

ガロ「学生街の喫茶店」

北山修/加藤和彦「あの素晴しい愛をもう一度」

クライマックス「花嫁」

グレープ「精霊流し」「追伸」「無縁坂」「朝刊」

小坂明子「あなた」

小坂恭子「思い出まくら」

 

ザ・サベージ「いつまでもいつまでも」

ザ・ズートルビー「水虫の唄」

ザ・フォーク・クルセダーズ「帰って来たヨッパライ」「青年は荒野をめざす」「悲しくてやりきれない」「イムジン河」

ザ・ブロードサイド・フォー「若者たち」

ザ・リガニーズ「海は恋してる」

ザ・ワイルドワンズ「想い出の渚」

沢田聖子「走ってください」「シオン」「親愛なる人へ」

シグナル「20歳のめぐり逢い」

ジャックス「空っぽの世界」「時計をとめて」

ジャニーズ「涙くんさよなら」

シューベルツ「風」「さすらい人の子守唄」

シモンズ「恋人もいないのに」

ジローズ「戦争を知らない子供たち」

鈴木一平「水鏡」

ソルティー・シュガー「走れコウタロー」

 

高石ともや「受験生ブルース」「思い出の赤いヤッケ」

ダ・カーポ「結婚するって本当ですか」

チェリッシュ「なのにあなたは京都へゆくの」「てんとう虫のサンバ」「白いギター」

チャゲ&飛鳥「万里の河」「ひとり咲き」「男と女」

チューリップ「心の旅」「銀の指環」「青春の影」「サボテンの花」

トワ・エ・モワ「或る日突然」「空よ」

とんぼちゃん「ひと足遅れの春」「白い夏の詩(うた)」

 

中島みゆき「時代」「アザミ嬢のララバイ」「わかれうた」「悪女」

中村雅俊「ふれあい」「俺たちの旅」

永井龍雲「道標ない旅」「つまさき坂」

長渕剛「順子」「乾杯」「巡恋歌」

西岡たかし「うろこ雲の絵」「ボクたち大阪の子どもやでェ」

西島三重子「池上線」

猫「雪」

 

パープル・シャドウズ「小さなスナック」

はしだのりひことシューベルツ「風」

ばんばひろふみ「Sachiko」

バンバン「『いちご白書』をもう一度」

フォー・セインツ「小さな日記」「希望」

ビリー・バンバン「白いブランコ」「さよならをするために」

長谷川きよし「別れのサンバ」「黒の舟唄」

早川義夫「サルビアの花」

ふきのとう「白い冬」

古井戸「さなえちゃん」

古時計「ロードショー」

ペギー葉山「学生時代」

ベッツィ&クリス「白い色は恋人の色」

本田路津子「秋でもないのに」

 

マイク真木「バラが咲いた」

松山千春「銀の雨」「季節の中で」「恋」「人生の空から」「長い夜」

丸山圭子「どうぞこのまま」

村下孝蔵「初恋」「ゆうこ」「踊り子」

もとまろ「サルビアの花」

森田公一とトップギャラン「青春時代」

森山良子「今日の日はさようなら」「この広い野原いっぱい」「禁じられた恋」

 

山本コウタローとウィークエンド「岬めぐり」

吉田拓郎「結婚しようよ」「人間なんて」「旅の宿」「夏休み」「落陽」

 

りりぃ「私は泣いています」

 

2020年9月現在

END

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コメント

コメント一覧 (3件)

  • フォークソングに関しては・・。
    自分なりの範囲で「知っている事」を含め。
    自分での思い出の1つで、自分の範囲の中で覚えている事だけでも・・懐かしいなぁ~!
    ・・とその時代の世の中の出来事。
    そして、身近にあった事での思い出。
    そして、何よりも「自分自身」にとっての「フォークソング」の世界しか思い出せないでいるまま、
    それでいて、それを思い出すことで「懐かしみ」「自分での時間の逆戻り」などだけでさえ。
    心にジ~~~ン💛と来る何かが、今の時期に突然として出現しただけでも、
    とーーーーっても心を打たれて、感動しているところに、この掲載を拝見して「忘れていた頃」「童夢的なもの」などを掘り起こしてくれました!

    掲載文面や画像などを拝見し「あっ!それ!!!」という、
    知っていても思い出せなかったこと。
    そして・・今になって「えっ!そうだったんだ~!」と嬉しくなってしまったり、ビックリしたり。

    本当に素晴らしいことが沢山!沢山書かれていることに感謝し、改めて今現在の自分をちょっとだけ捨てて、
    その当時の自分になれる事!
    懐かしめる温かさや楽しさを一気に頂きました。

    「この1ページ」で心の変化があり、熱くなる自分がいる。

    本当に素晴らしいページを有難うございます!!

    思い出を掘り起こす力・・ってすごいですね~!!

    ありがとう~~(^^)/

    • ケンちゃ~ん!
      コメントありがとうございます(^^♪
      「おんうた4」がきっかけでフォークソングを懐かしんでみました。
      一回りくらい上の人達はリアルタイムでフォークを体感したのでしょうけれど、僕は10年分くらい後付けの知識で補完しているので表現や感覚が違ったりしている部分もあるかと思います。
      でも、間違いなくフォークは青春の1部でしたので、今回の企画とっても楽しんでいます(^o^)
      ありがとう~ヽ(`▽´)/

  • 自分の中での「フォークソング」という事で、このページを見させて頂いた時。
    思わず・・忘れていたこと。知らなかったこと。
    この歳になって新たなる発見と勉強ができました。
    画像も感動!そして・・更に勉強?・・というより。
    何だか昔の世界の事を掘り起こしてくれる「未知なる世界!フォークソング!」に対して、
    このまま、忘れ去って生きていくのかなぁ~・・?という気持ちが一変し、
    力が湧き・・嬉しい・楽しい勉強ができます。

    素晴らしいページを本当にありがとう~!
    ちなみに自分は・・小学1年生の時に&ドライブは帰り道😔寂しさを感じているその時に、
    まさに流れた2曲!これで子供ながらに・・なぜか寂しい帰り道を味わってしまった事。
    今でも鮮明に覚えてます。
    素敵なページに感謝いたしますm(__)m

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